朝4時に起きて、忠類川に向かう。調査開始時間よりも早く着いたので開始を待つ。 朝の時点で、15人程度でスタートとなる。今日は、第1管理区間で釣りをしました。 下流から、スプーンで釣り上がっていくのですが、なかなかヒットせず、どんどん上流に移動しているだけ担っています。明らかにフライで釣っている人はポイントが悪くなければそこそこ釣り上げて利生みたいでした。 1匹だけスプーンで釣り上げたオスのカラフトマス60cmです。スプーンを流心の向こう側にピッチングでキャストして出来るだけナチュラルドリフトさせたところでヒットしました。スプーンは、14gのブリリアントです。 |
その後は、釣り上がるも自分には、ヒットもなく、ユースケが4ヒットあったにも関わらず全部ばらしていました。
今日の感じでは、ヒットする魚は流れのある部分にキャストしたところに集中していて、逆に見える魚は、ルアーを避けるように逃げていく魚もいる始末でした。
昼ごろになったので、おなかもすいたこともあって、川原を歩いていると、途中で年券を持った関西弁の親切なフライマンが、いろいろと釣り方を教えてくれました。忠類川では、タナをあわせることがとても重要で、フライであってもシンキングラインのシンキングレートがあっていないと釣れないと教えてくれました。また、ルアーで釣るのはなかなか難しく、忠類川の釣り方としては、フックを外したスプーンの先に、40aほどリーダーをつけてその先にフライをつけて釣るというものです。フライは何でもいいそうですが、当然持っていないのですぐに試すことは出来ませんでした。こうすることで、フライが底を少し切った状態で流すことが出来て、さらにナチュラルに流せるために魚が食いつくそうです。また、やはりポイントも重要で、魚が溜まっているポイントで釣りをしたほうがいいとも教えてくれました。
とりあえずこのつり方は、フライがないと試しようがないので、後で買いに行って明日試すことにして忠類川を後にしました。
午後は、標津サーモン科学館に行きました。ここは、釣り人であれば必ず行ったほうがいいです。サケだけでなく、いろいろなサケ科の魚が飼育されています。中でも特筆すべきなのは、アメマス、カラフトマス、サクラマス、オショロコマなどの幼魚の水槽が並んだエリアがあるのですが、なかなかその違いを覚えられないんですが、これだけの種類が飼育されていること自体がすごいと思います。もうひとつ、すごいのが、ビワマスという琵琶湖固有の魚が飼育されていることです。サツキマスに近い琵琶湖で成長し、産卵時に安曇川などの琵琶湖に注ぎ込む河川で産卵する生態の魚です。
サーモン科学館の裏に、標津川が流れておりそこに架かる橋の上から川を観察することが出来て、サケが遡っているところが見えます。この日は、あまりサケは遡上していませんでしたが、最終日の22日に来たときは、前日の夜にたくさん雨が降ったため、サケが大量に遡上しておりウジャウジャ泳いでいるのが確認できました。