2004.11.14


朝一番、真ん中の点はカモシカです。
右の山を駆け下りてきて、左の斜面を降りていきました。
間違って変な沢を降りる途中。
戻るに戻れない・・・。
戻るに戻れないので降りていく自分。
顔を出せないのは、超ビビっているからです(爆)
とりあえず、川に到着して一安心。
capyさんは、地図で来た道の確認中。
いよいよ前回引き返した滝が見えてきた。
落差6mほどの滝。
右側に見える糸のようなものが、残置ロープ。
山慣れしたcapyさんが先に登っていきます。
一つ目の滝を越えたところ。
水はとても綺麗です。
紅葉も完全に終わって一面落ち葉に埋もれています。
20mのスダレ滝・大ゼン
真下から見たところ。
濡れた斜面を何事もなく登っていくcapyさん。
正直、行きたくないんですが(心の中の声)
スダレ滝を越えたところ。
比較的川岸は広いです。
大きな岩がゴロゴロとある中に川が流れています。
とてもいい感じのポイントが続きます。
居そうです・・・。
禁漁中なので(T T)
ナメ状のエリア。
滝はそれほど大きくないんですが・・・。
巻いていくには、
これくらい登って巻かないといけません。
ここを登らされたところで断念しました。
スダレ滝を上から見たところ。
下るcapyさん。
よくやります・・・。
本来の入渓ポイントを発見!!!
今日は、高原牛乳。
2種類制覇(木苺)

今日は、7月に超行した沢の滝の先へ行くために沢登りをしてきました。7月の時には、6mほどの滝を確認しただけで戻ってきましたが、今回はあの滝を越えるために超強力助っ人とともに訪れました。

今回の助っ人capyさんは、同じ会社の人でいつもは洞窟を探検しているそうです。日本国内はもとよりフィリピン・フランスへ遠征して数多くの洞窟を探検しています。以前、源流の話をしたら興味をもたれたようで、行って見たいとなり今日の沢登りがあっという間に決定しました。

住んでいる所も車で15分程度ととても近く、capyさんの車で一路片品川水系の沢を目指します。前回訪れたときに、Buchiさん・U-sukeと入渓したポイントから沢までは多少距離があったので、今回は、山を下って沢の合流を目指すことにしました。

この辺りじゃないかという林に入っていき、急な傾斜の山肌を降りていくcapyさんの後姿を眺めながら、いきなりビビリモードに入ってました(笑)結局川原に辿り着くのに1時間もかかってしまいました。途中何度も滑り落ちそうになりながら、汗びっしょりになってました。ちなみにcapyさんはといえば、涼しげな顔で周りを見渡しています。どうも、降りたところの100mほど上流に本当の入渓路があったみたいです・・・。間違ってました。

そこからは、前回行き止まりだった滝まで進んでいきますが、平坦な川原になっているのでさほど時間もかからず到着。滝は、6mほどの落差があり、滝の右側に残置ロープが垂れ下がっています。マジでここ登るのか・・・、と思っているとcapyさんはとっとと上っていきました。山肌には落ち葉も多くとても滑りやすいので、自分は、ハーネスを付け先にロープで落ちないように確保してもらってから登り始めました。途中何度か足を滑らせば柄もロープのおかげで何とか滝上に出られました。また降りるのかと思うとちょっとブルーです。

この先は、暫く渓流が続いています。あちらこちらにポイントがあり、人影に反応して逃げる魚影も確認できます。両岸は切り立っており、昼間でも薄暗いところです。この先へ進むと、20mのスダレ滝が現れました。あまり行きたくなかったのですが、capyさんは、ルートを確認しながら、滝の右側を上り途中から、残置ロープを使ってあっさりと登ってしまいました。再びロープで落ちないように確保してもらいかなりビビリながら(今日3回目:笑)何とか登ることが出来ました。

何が怖いのかというと、@ウェーディングシューズなので山肌では簡単にすべる。Aそこら中落ち葉だらけでとても滑りやすい。B手がかりがほとんど無いのに登らなければいけない。ということです。落ち葉か少ない時期で、履物が違うものであればもう少し怖くなかったかもしれません。

スダレ滝の先は、多少開けた渓相に変わり、落差のある落ち込みが転々とあり、とても釣り向きです。(注:禁漁中ですからつり道具は持っていっていません。)釣りをしていたらここまで来るのに何時間かかるかわからないくらいいいポイントの連続です。

そんなエリアを抜け、5:1の二股の先に滝がありました。それほど落差は無いのですが、両岸が急な斜面になっており、先へ進むのはちょっと無理そうに見えたのですが、洞窟探検家にはそうは見えなかったようです(笑)。また、登れそうなところから山肌を登って急な傾斜のところからロープを垂らし、悪魔の言葉、
洞窟探検家 :「登ってきてください!」
普通の釣り人:「この先は行けますか?」
洞窟探検家 :「行けそうですよ。」
仕方ないので、何とかcapyさんの垂らしたロープにハーネスを接続し、落ちたら怖いな〜とないしんビビリながら(4回目:爆)、capyさんの立つところまで何とか辿り着くが、普通の斜面です...。先を見渡してみると、斜面が落ち葉で埋まっていて何もわからない。というより冷静に観察する精神状態ではない。
普通の釣り人:「行けそうに無いんじゃないですか?この辺で勘弁して下さい。」
洞窟探検家 ;「この辺で戻りましょうか、ここが今日の限界点ですね」(笑)

とりあえずロープを繋ぎ壁をすり落ちるようにして川まで戻り少し下ったところで昼食を摂りました。当然のことながら戻りも来た道を帰るのですが、やっぱり滝は危なかったです。登りより危険ですね。本当に怪我しないでよかったです。

川から林道までは、マーキングしてある道らしき道を登っていきますが、これがまたきつかったです。枯葉が積もっていて足元が落ち着かないし、いきなり崖ぎりぎり(行きはその崖の斜面を降りました・・・)になってたり、大変でした。とにかく疲れました。

沢師や洞窟探検家は、次元が違います。おとなしく安全に行ける川で頭を使った釣りをするのが本当は正しいのかもしれません。

capyさんお疲れ様でした。

#翌日、全身筋肉痛に襲われたことは言うまでもありません。


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