6月に引き続き再び道東を訪れ、レインボートラウトを狙ってきました。 前回は、実質1.5日間の釣行でしたが、ベストシーズンにもかかわらずあまりぱっとしない釣果に終わり、リベンジも兼ね今回もU-sukeと共に4泊5日の遠征スケジュールで行ってきました。今回は実質5日間の釣りのうち、初日は移動と半日の釣りの予定で、2日目・3日目はフィッシングガイドTAMARISKの引地俊介さんに案内してもらって、4日目は終日単独で河川を回って、最終日も終日釣りをして女満別空港から最終便で東京に戻ってくる釣り三昧のスケジュールとしました。 女満別空港を中心とするエリアは、レインボートラウトが生息する河川が複数存在し、それぞれの生息数も多く状況に合わせて河川を選択することができるのがメリットです。今回も北見のビジネスホテルに滞在し、北見を拠点にしてオホーツク河川へと釣りに出かけます。宿泊先のビジネスホテルでは、食事を一切頼んでいないので夜は外食がメインとなります。北見はホルモン焼きが有名で街中を走っているとあちこちで焼肉店を目にします。中でも国道39号線沿いにある龍巳(たつみ)は、料金もとても安く、ホルモンがとてもおいしいお店です。ちなみにホルモン1人前(かなりの量です。)が260円です。レバーもとてもおいしかったのでこちらもお勧めです。 この時期のオホーツク沿岸の河川は、シロザケやカラフトマスが産卵のために大量に遡上しており至る所で泳いでいる姿や産卵して力尽きた姿を見ることができます。レインボートラウトは、これらの遡上する魚の群れと一緒に遡上する傾向があるらしいです。また、産卵した卵を狙ってアメマスも集まってくるようです。 |
羽田発7時55分の飛行機で出発し、女満別空港には9時35分に降り立ちました。前回同様空港前のトヨタレンタカーで車を借りて、早速で釣りをするために最初の河川のポイントへと向かいました。信号も車も少ないので距離があってもさほど時間もかからずにポイントに到着しました。このポイントは、河川の中流域ぐらいの本流の瀬をメインに狙う釣りになります。基本的にはこの付近の河川は岩盤で形成されているようで、割れ目が存在していたりするので目には見えませんがかなり複雑な構造をしています。 |
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到着最初のポイントということで確実に魚の顔を見たかったので、スピナーを結び瀬のポイントを釣り上がっていきます。入川したところの瀬は、ちょっと浅かったようで全く反応なし。先に上流へ釣り上がっているU-sukeの後を追って釣り上がっていった。多少流れの緩い所をスピナーでチェックしてみると、早速魚の反応がありますが当然のことながらウグイでした。不本意ながら、またすぐにウグイをもう1匹追加し、次の荒瀬のポイントに・・・。 |
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流れが細くなりガンガンの瀬の中に落ち込みがありそのたるみを通るようにスピナーを通すと、たるみの中心でバイト!慎重に魚をいなして浅瀬に誘導して無事ランディング、待望のレインボーが最初のポイントで釣れました。サイズ的には40ほどですが、ヒレピンで体高のある綺麗な魚です。 その後、もう少し上流まで探ってみましたが、U-sukeにもウグイのみということだったので、さらに上流のエリアへと移動しました。 |
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次のポイントも瀬が続くエリアで、川幅も狭くショートロッドで十分釣りになるくらいの規模のエリアです。車を停め少し歩いて、下流側から上流へ釣り上がっていきます。入川早々U-sukeに27cmほどのニジマスがヒット。さらに釣り上がるものの魚の反応なし・・・。過去実績のあるポイントでしたが、一通りやって反応がなかったので、時間の関係もあり違う河川で1箇所だけやることにしました。 |
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初日最後のポイントは、16時頃到着だったので、夕方1時間ほどしかできそうにありません。このポイントは堰堤から200mほど下流の瀬ですが、見るからにサケ・マスが溜まっています。流芯に岩があり長いたるみができているので、上流からダウンクロスでフローティングミノーで探っていきます。3投目に早速アタリがあり寄せてくると、22,3cmのアメマスでした。おそらく、サケ・マスの卵を狙って集まってきているのでしょう。その後も立て続けに、同じくらいのサイズを2匹キャッチし、さらに1匹のばらし・・・。すべてアメマスだけでした。挙句の果てに根がかりしたミノーを取りにいこうと川に入ったら、サケにスレがかりしていたらしく、走り出した瞬間ラインブレイクしてしまいました。ルアー返して・・・。 日も落ちて暗くなってきたので、タックルをしまって、TAMARISKに顔を出しに向かいました。 |
今朝の集合時間は、朝8時。にもかかわらずホテルのロビーを出ると小雨が降っていてかなり肌寒い。引地さんもすでにランクルで到着していて早速荷物を積み込み、目的の川の上流域を目指します。 |
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程なくして、昨日の夕方行った川の下流のポイントへ。支流が流れ込んでいて、実績のあるポイントです。いたるところで鮭がジャンプを繰り返しています。流れ込みは本流が大きくカーブし、水深もかなりあり魚が着くには格好のポイントです。 暫く、ルアーでチェックしましたが、反応はなく、U-sukeのところで外道が1匹来ただけだったのですぐに本来の目的エリアの上流へ移動しました。 |
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上流で入ったポイントは、ある堰堤の下流になり、ブロックで護岸されたポイント。対岸のブロックぎりぎりにシンキングミノーをキャストして、U字を描くようにルアーをトレースしてくる。岸際を細かく撃っていくこと数投目、着水してトゥィッチングを2回かけたところで、ヒット。それほど走られることなくキャッチ。40ちょっとのアメマスでした。 U-sukeの方も、突然大きな魚をかけたようで、引地さんもランディング体制に入っている。ちょうど岸の上から見ていたので、よく見てみるとかなり大きなニジマスにルアーがスレでかかっている。もうちょっとというところでルアーは外れてしまってました。スレだったので仕方ないです。 その後、対岸からもやって、小さいアメマスを2匹ほどリリースしたところで、ポイント移動することに、どうもアメマスの反応がいいことやニジマスにスレ掛かりする感じから、水温が低いのかもしれません。 |
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次に入ったのは、先ほどのポイントの上流にある堰堤の上流のエリアになります。途中で買った昼ごはんを食べてから川に入ります。川が大きく右にカーブし、瀬が堰堤まで続いているポイントです。ここの水温も低いようでウェーディングするととても冷たいです。 下流側に入って、瀬を狙っていくととても小さい魚がかかりますが、水から上げたところでナチュラルリリース。上流側でもキャストしますが、魚の反応はなく、U-sukeも小さい銀化ヤマメを2匹釣っただけでした。この水温では、どうもレインボーの反応はよくないようです。 |
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その後、水温が高いと思われる、さらに下流のポイントへ移動しました。 そのポイントでは、自分には全く魚は釣れず、U-sukeが小さいレインボーを数匹釣り上げていたようです。 さらに、もう1箇所入りましたが、ウグイが数匹釣れてしまい、あとはそれらしきバイトが1回あったのみでした。 やはり3連休最終日は渋いのかもしれません。 |
今日は、宿泊先の北見から約150kmほど離れた河川への釣行です。朝6時にホテルを出発し、オホーツク海沿いの国道をひたすら走り続けること約2時間半、目的の川の入川ポイントに到着。腹ごしらえとタックルの用意をして藪の中を抜け川原に到着。 |
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この川では、いったん川を釣りくだり、ダムのバックウォーターまで釣り下ったところで、川通しで戻ってくる感じになります。川沿いに道はなく、原生林が広がっています。大型のシカの足跡もいたるところにあり、当然のことながらヒグマの生息するエリアで、注意が必要です。川岸や流れの中には倒木がたくさん沈んでおり、それらの倒木にレインボーがついています。 水も全く濁りがなく、とても綺麗であちこちでレインボーの姿を見ることが出来ます。 |
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当然のことながら、対岸の倒木周りへの正確なキャストや、ルアーコントロールが必要となります。そのため、かなりの釣りの技術が要求されます。 正確なキャストを心がけ釣り下っていくのですが、全く魚の反応がありません。数日以内に入った釣り人の足跡も確認することが出来ます。おそらく、フィッシングプレッシャーが大きく影響しているように感じました。 引っかかったルアーを取りに川に入った引地さんは、50くらいのが居たと言っていたので、ルアーに対する反応がすこぶる悪いとしかいいようがない状況のようです。ただ、大自然の中で釣りをするのはとても気持ちがいいです。 釣り下って、ダムまで来たところで何箇所かルアーでチェックして再び下ってきた川を上っていきます。 |
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釣り上がり始めてすぐのところで、倒木の下流のたるみにキャストしたルアーに、チェイスがあったようです。ちょっと高台から見ていた引地さんには見えたようですが、自分には見えませんでした。倒木の真下から出てきたレインボーのサイズは70Upだったようですが、Uターンしてしまいました。その後、U-sukeにも、確実に獲れる60クラスのレインボーが居たのですが、残念なことにキャストミスで逃してしまいました。 途中、下るときにはなかったヒグマの足跡があったようで、ちょっと危なかったです・・・。 結局、チビニジを2匹釣っただけで、スーパーレインボーには出会えませんでした。大自然を流れる川でとてもすばらしいところなので再び釣りに来たい川です。 |
朝の気温が低いので、川の水温も低いため、釣りにしては相当遅めの時間にホテルを出発する。 まず最初に向かったのは、北見から少し離れたところにあるダム湖のインレット。居れば釣れるという話だったので最初に軽く試しに行ってきたというところです。ちょっと日も高くなっていていたのですが、数投目のフローティングミノーにバイト、その瞬間も見ることが出来ましたが、フッキングにはいたりませんでした。サイズ的にはそれほど大きくなかったです。 まだ魚は居そうだったので、U-sukeにポイントを譲り、様子を見ていると数投目、スピナーにニジマスがヒット。26cmほどのサイズでした。その後もキャストを続けましたが、反応もなさそうなので、川のポイントに移動することにしました。 |
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一昨日の朝一に入った支流が合流しているポイントに再び入りました。前回と比べて、サケ・マスの数が多くなっているようでした。前日に釣果があったとの話だったのでかなり期待してヘビーシンキングミノーをキャストします。アップクロスにキャストし、流れに乗せてボトムまでフォールさせこまかなリフト&フォールで誘っていきます。流芯を攻めること数投目にヒット。引きから狙いのレインボーであることがわかります。慎重にやり取りし、目の前まで寄せてきてどこでランディングするか考えていると、その瞬間、頭を振られた瞬間ルアーがフックアウトしてしまいました・・・。見た感じ、50弱ぐらいのサイズだったのですが・・・。 |
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気を取り直し、今度は、ダウンクロスで流れがぶつかっているところのボトムを狙うイメージで同じようにルアーにアクションを加えていく。ぷるぷるっというアタリ?でフッキングしてやるといきなり超デカイ魚がジャンプ!その瞬間ルアーは自分のところに向かって飛んできました。あの魚はなんだったんでしょう?よく見えなかったので・・・。レインボーだったとしたら相当なサイズですが、サケだったかな。 |
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2度もチャンスを逃したので、一息ついてから再び釣り開始。 再び、ヘビーシンキングミノーで同じところを通るようにアクションさせていくとヒット。今度こそばらさないように慎重にファイトして無事ランディング。44cmのレインボーでした。その後、サスペンドミノーで57のカラフトをあげて少し上流のポイントへ移動しました。 |
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次のポイントでは、全く魚の反応はなく、仕方なく今日最後のポイントへ移動しました。 |
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こちらでも、ルアーに対する魚の反応はなく、日も落ちてきて暗くなってきたので、仕方なく今日の釣りを終了としました。 |
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北海道釣行最終日。レンタカーにすべての荷物を積み込み、1時間半ほど離れた川へ行ってみることに。 しかしながら行ってみたものの今一ポイントがわからず、ためしに橋の下から釣り上がってみる事にして入川する。自分のミノーには全く反応がないまま、あとからスピナーでつりあがってくるU-sukeを待つ。 U-sukeのスピナーにかわいいアメマスがすぐ近くでヒットし、あまり良い感じがしないので、空港の近くまでもどってその近辺で釣りをすることにして再び女満別方面へ移動する。 |
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次に入ったのは、初めて入るポイントです。ここも支流が流れ込んでいて魚が付きやすいポイントになっています。このポイントは、移動でかなり時間をつかってしまったので時間的にも最後のポイントになるので、メインポイントはすべてU-sukeに任せて様子を見ることに。 流れ込みのポイントを上流から順にスピナーを通していっているようですが、すぐには反応がないようです。程なくして、アップにキャストしたルアーに待望のヒット。あまり走られることなくキャッチしたのは、54cmのアメマス。レインボーではないですが、なかなかのサイズのです。とりあえず、釣行最終日最終ポイントでそれらしいサイズの魚が釣れて一安心といったところでしょう。 |
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そのあとも周辺のポイントをやりましたが、チビアメが顔を出すくらいなのと時間も17時になろうとしていたのでタックルをしまって、女満別空港へと向かいました。 |
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