トゥムニン川での釣りも今日が最終日です。
まだ日が昇るまでかなり時間があるころ、激しい腹痛で目が覚める。時計を見るとまだ5時・・・、ここでの偏ったなれない食事がよくなかったのかもしれない。ここに着てからの食事は、食パン・チーズの組み合わせと、鹿肉を使ったスープ・煮物・鹿丼、魚のスープのいずれかの組み合わせでかなりバラエティーに欠けている。近くの食料を調達できそうな町からは少なくとも100kmは離れているので、保存がきく食料しかないためでしょう。やはり日本食を持っていけばよかったとつくづく思いました。

今朝の朝食。卵料理はかなり分なのでとてもありがたい。
4日目ともなると、2日目の夕立や3日目の雨の影響でかなり50cm近く水位が増えている。今日は、いつ雨が降ってもおかしくない曇り空の中、セルゲイが操船する和船タイプのボートで上流エリアへ向かう。
かなりの増水と濁りが入っているので、本流と分岐または合流する分流を中心に攻めるようなポイントを選択してボートを付けてくれる。通常、水に浸かっていない中洲などが水没している影響で、どうしても流木にルアーが引っかかってしまうのだが、毎回ボートで回収して回るため、やはりキャスト数での効率は落ちてきてしまう。あまりいい状況ではないにもかかわらず、それなりのポイントではそれなりにタイメンやドリーが反応してくる。
2日目に入った川が大きく右にカーブし結構広い中州ができているところのポイントも、増水の影響でほとんどが川の一部と化している。そんな状況でも、同船者には80cmクラスのタイメンをキャッチしている。
ここでは、自分にはタイメンはヒットしなかったものの、48cmのドリーバーデンをキャッチしました。

その後も、2日目に反応のよかった流木エリアにも行きましたが、増水の影響でいいポイントに立ちこむことができずすぐに移動しました。その後も、何箇所かポイントを回り、いまいちの状況の中、午前中の釣りを終了としました。

2日目と4日目に使用した和船タイプのボートです。鉄製で錆びているところもありますが慣れれば特に問題はありません。

雨も本格的になり絶えず雷が鳴り続けるため急いでロッジに戻ります。
午後も、上流エリアに行きました。かなりの上流まで行ってくれて複雑な流れの分岐・合流しているエリアなどに入りました。
魚もポツリポツリと魚はあがるものの、雨は本格的になり、雷も鳴り始めちょっと危険な感じがしたので最後までやることはせず、早々に最終日の釣りを切り上げロッジに戻りました。

翌日も朝早くバスで移動することになるため、釣り道具の片付けやいろいろな荷物を整理しましたが、最終日に雨に降られるといろいろと濡れたままもって帰ることになるので、晴れてほしかったですね。

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