那珂川で鮎を釣る

鮎の友釣りは、この川で覚えました。

2022年に道具を一式そろえて始め、2023年いっぱい通い、引っ越しで通えなくなりました。 だからこれは2022〜23年の記録で、これから更新することはありません。

それでも残しておくのは、入川ルートと駐車スペースが41地点ぶん、座標で残っているからです。 どこから川に降りて、どこに車を停めるか。この川はそれが分からないと竿を出す場所にすら辿り着けません。 2年かけて自分の車で確かめたものなので、地形が変わらないかぎりは使えるはずです。

先に断っておくこと

釣況としては古い情報です。 石の付き方も瀬の位置も毎年変わります。 釣れる釣れないの話は、そのまま真に受けないでください。

それでも変わりにくいものが3つあります。

  • 川へ降りる道と、車を停められる場所
  • 地区ごとの川相(本流の広さ、岩盤か砂利か)
  • 大会とイベントの多さという、この川の性格

書いているのはその3つが中心です。

漁協の最新情報は公式サイトで確認してください。

覚えた年 — 2022年

6月にとにかく最低限のタックルを揃えて、釣具屋で聞いた場所から始めました。 最初の1日は鬼怒川支流の田川、帝京大裏。よく分からないままオトリを泳がせたら2匹掛かり、 あまりの暑さに気分が悪くなって早々に帰っています。

その年のトータルは38匹でした。

数より、失敗のほうが記録に残っています。

2022年場所何が起きたか
8月19日烏山地区夕方に掛かったが、仕掛けが細かったのか切れてバレ
8月27日烏山地区5匹掛けて2匹バラシ。サイズは良かった
9月10日烏山地区2匹目を一気に下られ、仕掛けが切れて終了
9月17日烏山地区野鮎を掛けたが、また取り込みに失敗
10月22日小船渡地区瀬を貸切。9時半〜16時で7匹

掛けてから獲るまでが、まったくできていません。 バラシと丼ばかりです。

この年に分かった具体的なことがひとつあります。

ハナカンを5.5mmにしてみましたが、自分にはちょっと小さくてオトリに付けるのに苦労したので、6mmをメインにした方が良さそうです。

手の慣れないうちは、小さいハナカンは扱いにくい。 いまでも6mmを基準にしています。

同じ年に、那珂川以外もあちこち行っています。渡良瀬川、秋山川、箒川、伊南川、桂川、秋川、 鬼怒川、粕尾川、四万十川、富士川水系福士川。川を選ぶ基準がまだ無いので、 釣れていると聞いた川へ出かけては、たいてい坊主で帰ってきました。

とくに2022年8月7日の秋川は、追加放流日を狙って行って全く釣れず、 外野の見物客に「ああしろこうしろ」と言われながら粘っています。

放流日に行くものではないし、釣り人の多い東京都の川に行っても初心者には難しいです。

通い込んだ年 — 2023年

145匹。前年の4倍です。(始めてからの累計で183匹)

30回竿を出して、うち那珂川水系が14回。残りは箒川・黒川・小倉川・鬼怒川・粕尾川・ 西大芦・利根川・伊南川・秩父・九頭竜川・四万十川と散っています。

数字だけ並べても仕方がないので、この年に起きたことのうち、 場所選びに関係するものだけを抜きます。

2023年場所釣果
6月10日那珂川・黒川1匹
6月17日那珂川(小川)1匹
6月18日西大芦漁協14匹
7月2日粕尾川(解禁日)6匹
7月8日箒川9匹
7月22日那珂川(湯津上)1匹
8月6日那珂川(日暮下)2匹
9月2日那珂川(黒磯)10匹
9月3日那珂川(鍋掛)0
10月8日那珂川(小川・納竿会)4匹
11月4日箒川4匹

本流の那珂川より、支流のほうが数が出ています。 西大芦で14匹、箒川で9匹、 粕尾川の解禁日で6匹。一方、那珂川本流は1匹・1匹・2匹・0匹と、ひと桁が続きます。

2023年9月2日の黒磯で10匹が本流での最高でした。上流域です。

3月に本流ヤマメを狙ったら、バスが釣れた

2023年の渓流解禁後、初めて那珂川へトラウトを狙いに行きました。 鮎で通っていた本流のポイントを、上流から一日かけて下っています。

余笹川合流、三滝、馬洗、日暮下——どこも反応なし。 最後に那須烏山市の境橋上流で、ミディアムディープミノーをダウンクロスに入れて 流れを横切らせたら、ヒットしました。

頭を振る手応えでヤマメを期待したが、上がってきたのはスモールマウスバス

結局3バイト2キャッチ、どちらも40cmほどのスモールマウスバスでした。

昨シーズン鮎釣りしていてルアー投げてるアングラーを何度か見かけましたが、これ狙ってたんでしょうかね???

那珂川にはスモールマウスバスが相当数います。 鮎をやる人間には嬉しくない話ですが、 事実として書いておきます。

地区ごとの川

黒磯から茂木まで、11の地区に分けています。 地区名と橋の名前は、地元で通っている呼び方に寄せています。

那珂川本流の全体図。上流の黒磯から下流の茂木まで11地区

上流の黒磯は那須塩原市、下流の茂木は茂木町。 本流だけで100kmを超えます。 以下の地図は、地区ごとにGoogleマイマップへ落とした入川ルートと駐車位置です。

黒磯地区

晩翠橋、新晩翠橋。放流ポイントがあり、河畔公園があります。

2023年9月2日、この上流域で10匹。 本流でいちばん数が出た日です。

鍋掛地区

あじさい橋、昭明橋。

当時の釣況メモに、2023年9月21日としてこう書いています。

那珂川上流の鍋掛エリアでは、サイズは大きくないようですが釣れているようです。小川地区、箒川浄法寺岩盤エリアも型は小さいですが、釣果はあるようです。数十年ぶりの遡上数と言われた今年の那珂川は、目を見張るような釣果もなく、渇水と青ノロに邪魔され好調とは程遠い状況に感じます。

遡上が多い年でも、渇水と青ノロで釣果が出ないことがあります。 2023年がそれでした。

寒井地区

寒井地区の入川ルートと駐車位置

①余笹川合流の動画

①余笹川合流

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②広瀬の動画

②広瀬

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③中島の瀬の動画

③中島の瀬

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④三滝上流の荒瀬の動画

④三滝上流の荒瀬

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⑤三滝の動画

⑤三滝

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⑥三滝の瀬の動画

⑥三滝の瀬

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寒井地区(続き)

①二ツ滝上流の動画

①二ツ滝上流

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②二ツ滝の動画

②二ツ滝

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黒羽地区

黒羽地区

高岩大橋の動画

高岩大橋

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黒羽地区(続き)

一本松の瀬の動画

一本松の瀬

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黒羽やなは、REITO CUP のときに上流側の区切りになっていました。

この区間には、大田原市が河川監視カメラを公開しています。 自分で撮った映像と違って、こちらはいまの水位が見られます。 遠くから通う人には、こちらのほうが役に立つはずです。

大田原市 河川監視カメラ(清流荘)の動画

大田原市 河川監視カメラ(清流荘)

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栃木県大田原市 公式YouTubeチャンネル

小船渡地区

小船渡地区

山淵の動画

山淵

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日暮下の動画

日暮下

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永昌橋の動画

永昌橋

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栗木淵の動画

栗木淵

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2022年10月22日、ここで瀬を貸切にできました。 9時半から16時までで7匹。 シーズン終盤に人が減る地区です。

湯津上地区

湯津上地区

沈床〜湯殿大橋の動画

沈床〜湯殿大橋

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この川は、那須地区の雨がそのまま効きます。 2023年7月22日・23日のメモです。

小川・湯津上など那珂川本流の釣果は芳しくないようです。木曜の夜に那須地区の雷雨の影響で、増水と濁りが入った状況でした。23日日曜日には回復しています。

一方、支流の箒川はある程度釣れていますが、人が多く身動きが取れなさそうな状況です。知り合いの瀬釣りマニアは、土曜日に63匹、日曜に短時間で30匹とダントツの釣果を叩き出してます。

濁りは中2日で落ち着いています。 上流で降ったら、本流は諦めて箒川へ、という判断ができます。

佐良土地区

水遊園大橋。

シーズン終盤、ここに人が集まります。 2023年10月22日のメモです。

他の河川が終わっているせいか、水遊園大橋下流や箒川の岩盤地帯に釣り人が集中しているようです。いるところを見つければ鮎はかかるようです。

水遊園大橋の動画

水遊園大橋

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水遊園大橋の動画

水遊園大橋

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小川地区

若鮎大橋。武茂川が合流します。

大会の会場によく使われる地区です。 上州屋の鮎バトル、納竿会、 ダイワ鮎マスターズの一部がここでした。

高瀬観光やな①の動画

高瀬観光やな①

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高瀬観光やな②の動画

高瀬観光やな②

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久那瀬地区

久那瀬地区

久那瀬地区・武茂川合流の入川ルートと駐車位置

①武茂川合流上1の動画

①武茂川合流上1

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②武茂川合流上2の動画

②武茂川合流上2

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③武茂川合流の動画

③武茂川合流

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烏山地区

烏山地区

大松橋上流の動画

大松橋上流

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大松橋下流の動画

大松橋下流

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烏山地区(続き)

ニコン裏の動画

ニコン裏

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烏山地区・興野大橋周辺の入川ルートと駐車位置

①興野大橋上流の動画

①興野大橋上流

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②興野大橋直下の動画

②興野大橋直下

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③興野大橋下流の動画

③興野大橋下流

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境橋、烏山大橋、下野大橋。

境橋の動画

境橋

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1年目の定位置はここでした。 8月から9月にかけて、同じポイントに繰り返し入っています。 2022年9月23日に「いつものポイントから鮎がいなくなってしまった様です」と書いているとおり、 シーズン後半に抜けます。

境橋の上流はそこそこ広い本流で、3月にスモールマウスバスを釣ったのもここです。

茂木地区

大瀬橋、大藤橋、新那珂川橋。

入川ルートと駐車スペース

自分の車で入ったルートと、入った先に車が停まっていたところです。

雑草が生えていますが、大抵の車なら通れると思います。

車はランドクルーザープラドでした。車高の低い車だと厳しい場所が混じります。

以下は駐車位置の座標です。上流から下流の順に並べています。

GPSの記録から起こした、実際に入った場所(41か所)。ピンを押すと座標が出ます。

支流と、周辺の川

本流で伸び悩んだぶん、支流に助けられました。

記録
箒川2023年7月8日に9匹、11月4日に4匹。岩盤地帯があり、終盤に人が集まる
武茂川小川地区で合流。3月に放流ヤマメが泳いでいるのを確認
余笹川上流部。2023年5月5日にヤマメ8匹。4月の渓流バトルの会場にもなった
黒川2023年6月3日に16匹。この年いちばん数が出た日

那珂川水系ではありませんが、栃木県内で同じ年に通った川です。

  • 西大芦漁協 — 2023年6月18日に14匹。**「西大芦川の鮎は段違いに美味しかった」**と書き残しています
  • 粕尾漁協 — 2023年7月2日の解禁日に6匹。上流エリアは8時半までで10匹程度、名人クラスで15〜20匹という日でした

大会とイベントが多い川

那珂川のいちばんの特徴はこれかもしれません。

1シーズンで参加したものを並べます。

大会・イベント場所
那珂川渓流バトル2023余笹川(4月・ヤマメ)
ダイワ鮎マスターズ小川・箒川
シマノジャパンカップ鮎町裏
上州屋 那珂川鮎バトル小川地区
REITO CUP町裏
鮎追い人 初心者鮎釣り講習会黒磯
月例会日暮下
納竿会小川地区

REITO CUP は参加者157名。 A・Bブロックに分かれ、上流は黒羽やな、下流は黒岩まで。 優勝は予選22匹・決勝24匹でした。当時こう書いています。

250名募集に対して157名の参加でした。そもそも、往復ハガキで応募というのに問題がありそうです。 予選で敗退した人たちは、4時間半ぐらいの待ち時間があるので、2部に分けない試合方式に変更した方が早く帰れるので助かりますね。

初心者にとっていちばん効いたのは講習会でした。

鮎追い人主催 第4回初心者鮎釣り講習会。2023年7月30日

参加費5,000円で、帽子・完全仕掛け2個・ドリンクホルダー・バッジ・ステッカー、 オトリ鮎、弁当、スイカ、飲み物まで付きます。そして、ほぼ1対1で教わります。

泳がせ釣りがメインの石川さんに教えて頂きました。泳がせ釣りを教えてもらう事がなかったので、とても勉強になりました。

鮎釣りは、独学だと掛けてから獲るまでが伸びません。 1年目にバラシと丼を繰り返したのは、 教わる相手がいなかったからです。この川は大会と講習会が多く、 上手い人に直接聞ける機会を作りやすい。 始める川として那珂川を選んだのは、 結果的には当たりだったと思っています。

那珂川で覚えて、いまに残っていること

  • ハナカンは6mm。 5.5mmは手に慣れないうちは扱いにくい
  • 人が抜けた場所と時間に入る。 貸切にできた日がいちばん釣れている
  • 支流を持っておく。 本流が渋い日に逃げ込める川があると、坊主が減る
  • 教わる場を探す。 大会でも講習会でもいい。独学より圧倒的に早い

引っ越して岐阜と福井に通うようになってからも、この4つはそのまま持ってきています。

参考にした本

那珂川の鮎釣り場が載っているものです。

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アユ釣り大明解MAP は中古でしか手に入りませんでした。 980円の本を3,480円で買っています。内容が詳しいので、その価値はあると思います。