高原川で鮎を釣る

高原川は、岐阜県飛騨市を流れ、富山県で神通川に合流する川です。郡上や九頭竜川とはハシゴできない距離ですが、お盆休みや遠征のタイミングで通ってきました。

まだ数シーズン分の記録しかありませんが、同行者との釣果差がはっきり出る川という手応えがあります。そこから見えてきたことを書いていきます。

この川の鮎は何が違うか

同行者との差が大きい。 2026年7月4日は23匹釣りましたが、同行者は68匹・48匹。2025年9月13日は自分が3匹に対し、同行者は25匹でした。

魚がいないわけではありません。8月の実釣では10〜19匹と、数自体は出ています。

23匹釣った日の1匹
23匹釣った日の1匹
岐阜県飛騨市神岡町殿2026年7月4日

差がつくのはポイントと誘い方だと考えています。

オトリを持ち上げた時のリアクションや、白泡の頭ギリギリのところまでオトリを引いて掛かる感じでした。

2026年8月2日、19匹(最大23cm)を釣った日の記録です。オトリを持ち上げた瞬間の反応と、白泡ぎりぎりまで引くという、かなり細かい誘い方を要求してくる川だという印象です。

味の評価は高い。 2025年10月、鮎釣りをしない仲間とのキャンプで、郡上・九頭竜中部・高原川の鮎を食べ比べる機会がありました。

10人中9人が、高原川の鮎が美味しいと言う評価でした。

同じ日に食べ比べての結果なので、これは実感を伴う評価です。

このときの塩焼き。郡上・九頭竜中部・高原川の3川を並べて食べ比べた

シーズンの組み立て

解禁は6月の後半です。 2026年は6月27日でした。毎年日にちが決まっていないので、漁協の公示で確認してから予定を立てます。

解禁日はかなり期待できます。釣れるタイミングを見て漁協が設定しているためです。ただしその分、釣り人も多く入ります。人の入っていない場所を選べるかどうかが、そのまま釣果になります。

解禁後は雨に振り回されます。夕立などの影響を受けやすい川なので、次にいつ入るかは、その都度情報を集めて判断することになります。

以下は、まだ8〜9月が中心の記録です。

日付釣果状況
2025年8月16日10匹(9時半〜17時)漁協前・浅井田ダム下。垢は飛んでいたが残り垢狙いで反応あり
2025年8月23日16匹(7時〜16時)浅井田ダム下・漁協前。垢付きのいい場所に集中、12匹以上が同じ棚
2025年9月13日3匹(7時半〜15時)終盤、垢腐れ。同行者は25匹
2026年7月4日23匹(6時〜17時)同行者68匹・48匹
2026年7月26日14匹(雷雨のため7時〜10時半)漁協に管理下流のポイントを教えてもらい入る
2026年8月2日19匹(最大23cm)漆山地区は反応なく、先週のポイントへ

8月は垢付きの場所に鮎が集まります。 2025年8月23日は、垢付きのいい棚に12匹以上が同じ場所で連続してヒットしました。

数が出るのは、梅雨明けからお盆前までです。ここがこの川の山だと考えています。

9月は終盤の垢腐れが厳しくなります。 2025年9月13日は3匹どまり。鮎の付くポイントを見つけられるかどうかが、そのまま釣果の差になっています。

お盆を過ぎて9月に入る頃は、サイズが出ることはあっても数は減ります。基本的に湖産アユの放流河川なので、9月以降はあまり勧められません。

ポイント

この川は、浅井田ダムを境に上下で性格が変わります。水量の出方が違うので、どちらに入るかで組み立ても変わってきます。

ダムより上流は、水位の低い状態が長く続きます。さらに上流のダムが発電用に水を抜いているためで、渇水気味のまま推移する期間があります。

ダムより下流は、水量が比較的安定しています。最大の支流である双六川の水が入ってくるぶん、上流ほど水位に振り回されません。

  • 漁協前 — 複数回入っている定番ポイント。メジャーな場所だけにプレッシャーは高く、入れば釣れるという場所ではありません
  • 浅井田ダム下 — 垢付きの良い場所に鮎が集まる。2025年8月23日に16匹
  • 漆山地区 — 2026年8月2日に入るもアブに追われて反応なし。この日は先週のポイントに戻って結果を出している

入渓できる場所はいくつかありますが、落差が大きく危険を伴います。足場の悪いところが多いので、無理をしないほうがいい川です。

狙うのは、大きな石が続く瀬。瀬が続くようなポイントが狙い目になります。

これまでに入った場所と、見て回って目を付けた場所です。GPSの記録と、その場で地図に落としてきた地点をまとめてあります。

釣りポイント(20か所)Googleマップで開く

実際に歩いた軌跡です。高原川は瀬が続くので、どこで区間を切ったかが線に出ます。

2013〜2026年のあいだに、この範囲へ 20回・のべ78時間。

軌跡を読み込んでいます…

線を押すと、いつ・何時間その場所にいたかが出ます。 同じ筋を何度も歩いているところは色が濃くなります。瀬の位置を見るときは「航空写真」へ。

釣り方

反応があるポイントは、すぐに掛かります。 2026年7月26日は雷雨で短時間の釣行でしたが、漁協に教えてもらった管理下流のポイントに入ってすぐ反応があり、野鮎を自由に泳がせると次々に掛かる状態でした。

2025年8月16日。尾鰭のところまでくっきり黄色くなった高原川の鮎

朝は瀬の飛びつき、日中は深場の泳がせ。 2026年7月4日の記録です。

朝のうちは瀬の飛びつきをテンポ良く狙うか、深場の溜まり鮎を泳がせで狙うことで数が伸ばせるみたいです。

オトリを持ち上げた瞬間の反応を見る。 2026年8月2日、白泡の頭ぎりぎりまでオトリを引いての誘いで掛かっています。深さのある瀬(腰から胸ほどの水深)ほど反応が良く、10匹ほどまとまって掛かりました。

浅すぎる瀬より、深めの瀬を選ぶ。これがこの川でいまのところ掴んでいる基準です。

タックル

竿は8.5〜9mで十分です。郡上やそのほかの河川で使っているものから、大きく変える必要はありません。

遊漁券とアクセス

高原川は高原川漁協が管轄しています。

高原川漁協は公示番号 内共第39号・第40号、雑魚の日券2,000円・年券8,000円です(2026年8月31日時点)。

オトリ店

2024年6月9日、郡上で釣り場で話した方が、偶然にもオトリ屋もんじろうのご主人でした。

アクセス — 郡上・九頭竜川と組み合わせて、お盆休みや遠征のタイミングで通っています。

他の川と合わせて

同じ時期に、郡上や九頭竜川へも通っています。

関連: 郡上で鮎を釣る/九頭竜川で鮎を釣る