鮎の友釣りをはじめる準備

鮎の友釣りを始めるときに揃えたものと、下調べに使った本をまとめています。

道具は一式そろえると値が張りますが、最初から全部は要りません。実際、最初は鮎タビを買わずにウェーディングシューズで通していました。

鮎タビは、ウェーディングシューズを持っていたので今のところはそちらを使用しています。すぐにフェルトソールがなくなると思うので、そのタイミングで鮎タビを購入しようと考えてます。

いまは鮎タビを使っています。シマノのジオロック、ソールは羊毛フェルトです。 2026シーズンは、これを2足使い切りました。フェルトの摩耗は、それだけ早いということです。

竿

以前はシマノ プロセレクトSC 85ND・プロセレクトFW H85NV・リミテッドプロ FW ベリーベスト・シモツケ紫龍66MHの4本を使っていましたが、いまはこの3本に替えています。

  • シマノ ラシュラン85 — 主力
  • トリプルフォース 急瀬G 90 — 鮎が大きいときだけ
  • シマノ トモアユ 60 — 支流など

基本はラシュラン1本で足ります。ほとんどの河川はこれで対応しています。

トリプルフォースを持っていくのは、大きい鮎が掛かる川と時期だけです。岐阜県内で使うことはあまりありませんが、益田川や馬瀬川下流のように大きい鮎が釣れるシーズンには用意します。

トモアユ60は、非常に狭い川に入るときの短竿です。郡上なら長良川の支流の栗巣川あたり。6mなので、木が被さっていても振れます。

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2024年3月、当時使っていたリミテッドプロ FW ベリーベスト

短竿が効く場面があります。郡上や九頭竜川では、反応がなくなったときに6.6mへ持ち替えて拾い直してきました。狭い分流や木の被さった場所は、長い竿では入れません。

曳舟・オトリ缶

  • シマノ アドバンスパワー HI-042P(曳舟)
  • タックルインジャパン マルチアンカースピン TF
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気がついたら5艇になっていました。ただ、使い分けはしていません。実際に川へ持っていくのはシマノのアドバンスパワーだけで、残りはコレクションです。

2024年11月時点。大和、夏の陣、荒瀬名川 激流舟、シマノ

古い木の舟から樹脂のものまで並んでいます。流されると戻ってきません。 2024年9月23日、九頭竜川で転んだときに引舟の金具が外れて流れていきました。あんな速さで流れていくのかと思いました。

どれも生産終了しているモデルで、手に入るうちに買っておいたものです。

ウェア

  • シマノ 2WAYショートベスト VE-022T
  • シマノ 鮎タイツ T-2.5 FI-031T
  • シマノ スタンダードベルト AC-003T
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足回りは鮎タビでなくても始められます。最初はウェーディングシューズで代用していました。

いまはシマノのジオロック(羊毛フェルトソール)を使っています。 2026シーズンだけで2足使い切るほど、フェルトの摩耗は早いです。

タモ

  • シマノ 鮎ダモZ 39cm PD-1G1V
  • 荒瀬タモ(塗装前の状態で譲り受けて、自分で仕上げたもの)
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タモは川によって使い分けが要ります。九頭竜川では荒瀬ダモを持って行ったところ、錨が引っかかって使い物になりませんでした。チラシにするか、通常のタモを使うことになります。

荒瀬タモは自分で仕上げました。最終塗装の直前という状態で譲り受け、 2024年12月から2025年1月にかけて、カシュー塗装 → 紙やすりで水研ぎ → コンパウンドという工程で仕上げています。

カシュー塗装は3回重ね塗りし、それぞれ丸一日乾燥させています。

2025年1月3日、完成した荒瀬タモ

偏光サングラス

いちばん長く使っている釣り道具です。フレームは OAKLEY BIG SQUARE WIRE。 2024年1月に、オードビーさんで TALEX の度付きレンズへ入れ替えました。

  • トゥルービュースポーツ
  • イーズグリーン

2本を度付きのTALEXレンズに入れ替えた

鮎釣りは川の中が見えるかどうかで釣果が変わります。石の色、鮎の姿、流れの筋——ここが見えないと、竿抜けも残り垢も探せません。

使い分けは天気で決めています。イーズグリーンは曇りや小雨など照度の低い日に、それ以外の晴れた日はトゥルービュースポーツを使っています。

小物・仕掛け

細かい小物は、シマノとタックルインジャパンで揃えています。

  • オモリストッカー(シマノ CS-372M)
  • ピンオンリール・ラインカッター(シマノ PI-012R)
  • イカリケース(タックルインジャパン 3L-1)
  • マナーケース(シマノ CS-052K)— 使用済みの水中糸やハリスを持ち帰るためのケース
  • オモリポーチ(シマノ AC-006V)
  • ベスト用時計ホルダー(タックルインジャパン)
  • 防水シートカバー(シマノ CO-011I)
  • 尻手ロープ(ダイワ 493857)
  • 鮎鈎クイックモバイルケース(シマノ CS-341P)
  • ペットボトルホルダー(キャプテンスタッグ UM-1813)
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仕掛け作りには、ノットマスターを使っています。

  • TACKLE in JAPAN アユプロ・ノットマスター Xタイプ
  • シマノ お助けマン CT-500R(からまった仕掛けをほどく道具)
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仕掛けの号数はこう決めています。

  • ハナカン — 基本6mm。鮎が大きいときは6.5〜7mm
  • サカサ(逆さバリ) — 1号。オトリに負担をかけないよう、少しでも小さいものを選ぶ
  • ハリ(掛け針) — オーナー「谺」と「颯ライト」を6.5号・7号・7.5号ずつ用意
  • 水中糸 — アーマードFプロ0.1号(メバル用150m)が中心。コストパフォーマンスに優れる。ほかに単線メタル系ラインも使う
  • 天上糸 — フロロカーボン1号前後
  • 目印 — オレンジ・ピンク・イエロー・ピンク・オレンジの5色を50cm間隔で取り付け。目が悪いので大きめにしている

記録には次の気づきもあります。

  • ハリス留めから錨が外れていたことが2回(九頭竜川)
  • 水中糸がアーマードだと反応が変わる(オモリを付けたほうが良かった)
  • 「仕掛けが違うと反応が違う」(郡上)
  • 針の確認・根掛かりの確認を習慣にしている

仕掛け作りは本で覚えました(次の節)。

本で下調べする

漁協のマップだけでは川の情報が足りません。古い本も含めて集めたので、実際に使ってみての評価を残しておきます。

釣り場・ポイントの本

関東甲信越「いい川」アユ釣り場(つり人社)★★★★

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誰もが持っている本。各河川を割と詳細に解説しているので役に立つと思います。みんなが持っているので、載ってないポイントに行くという戦略もありかも。

アユ釣り大明解MAP(別冊つり人 Vol.274)★★★★★

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古い本で定価では手に入りませんが、とても参考になると思います。川の地形が変わっていると思うので、現地での確認は必要になると思います。これ一冊あれば十分かも?

鮎釣り大明解MAP 大人気11河川の入れ掛かりガイドブック(別冊つり人 Vol.591)★★★

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同じシリーズの新しい号です。上のVol.274が絶版で高値になっているので、いま買うならこちらが手に入ります。

いろいろな河川が掲載されていますが、ポイントの数が少ない印象です。月刊つり人にも河川のマップが特集で掲載されていますが、そちらのほうが情報量が多い気がします。

川の数より、1河川あたりのポイント数で選ぶなら月刊誌の特集のほうです。

列島縦断大アユ釣り場超特選ガイド30河川(つり人社)★★★

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大アユとなってはいますが、各河川のポイント数は少ないですが、上の本に載っていないポイントも紹介されています。

東日本アユ釣り場データ&マップ(楠山正良)★

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こちらの1990年版を手に入れましたが、イラストレベルの河川地図と、今はやっているかどうかわからないおとり屋さんの情報が載っています。参考になりませんので、購入する必要はないと思います。

完全版アユ釣り場ガイド777(原田甫)★

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1992年出版。河川のとても簡単な紹介とおとり鮎店の情報が掲載されていますが、情報が古いので参考になりません。ポイント情報はなく、参考になるのは、どんな川があるかぐらいです。

古い本は当たり外れが大きいというのが実感です。 1990年前後のものは、川の地形もおとり屋も変わっていて使えません。

なお秋田県の河川については、米代川のサクラマス用に買った本に鮎の情報も載っており、エリア限定ですが参考になりました(★★★★)。

技術の本

「アユの友釣り」完全教書(瀬田匡志)★★★★

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ちょっと著者の釣りに偏っている気もしますが、逆に参考になる部分もありました。

アユ釣り超思考法(小沢聡)★★★★★

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この本は、とにかくわかりやすかったです。超初心者向けには、どの様なことを気をつけて釣りをするのかよくわかりました。YouTubeも参考になります。

ステップアップ 友釣り仕掛け(ルアマガブックス10)★★★★★

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仕掛け作りをこの本で勉強しました。合わせてYouTubeの動画なども参考にして勉強しました。もともと、ルアーのラインシステムやフライのタイイング、各種フックの製作などをやっていたのでハードルは低かったと思います。とにかく、仕掛けをつくるのに、使う糸が細いのが大変ですね。

アユ釣りがある日突然上手くなる(鈴木康友)★★★

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悪くはないですが、ちょっと内容に古さを感じてしまいました。小沢聡さんの本を読めばいいと思います。

最初の1冊なら小沢聡さんの『アユ釣り超思考法』仕掛けを作るなら『ステップアップ 友釣り仕掛け』、という並びです。

はじめての川に入るとき

道の駅の前後に入る。初めての川で、これを3回続けています。

日付川(漁協)入った場所結果
2025年6月29日小坂川(益田川漁協)道の駅の前5時間、釣果はいまひとつ
2025年7月5日庄川(庄川漁協)道の駅の裏半日で12匹
2026年5月17日付知川(恵那漁協)解禁2日目。10時ごろから掛かり始めた

理由は単純です。車を停められて、川が見える。初めての川でいちばん困るのが「どこに入ればいいか分からない」ことなので、まず確実に立てる場所から始めます。

ただし、入りやすい場所は人も入ります。小坂川では他のお客さんもいて、竿を出せる範囲が限られました。場所が分かることと釣れることは別です。

代わりの場所を用意しておきます。庄川では御母衣ダムの下も見に行きましたが、水がなくて諦めました。1箇所しか考えずに行くと、その日が終わります。

解禁直後の川に入るなら

解禁2日目でも釣りになります。 2026年5月17日、付知川は解禁2日目でした。初日に抜かれたあとの残り鮎を拾う形になり、全体に小さかったものの、 10時ごろから掛かり始めています。

朝いちばんに反応がなくても、そこで見切らないほうがいいということです。

夜に走るなら鹿に気をつける

2026年5月22日の夜、和良川の特別解禁に向かう途中でした。フィッシング金山の周辺で、目の前に鹿。急ハンドルを切りましたが避けきれず、左フロントに当たりました。ヘッドライトはグラグラ、バンパーは凹み、左フェンダーも変形。その日の釣りは諦めて帰宅しています。

雨が降った直後は出やすいので、そこは注意していたつもりでした。それでも当たります。解禁日や特別解禁に合わせて夜中に走ることの多い釣りなので、これは装備の話と同じくらい実際的な問題です。

次に読む

道具が揃ったら、実際の釣り方と川の選び方へ。