北海道3日目。
朝早く、昨日行った知床の相泊のさらに先へ海岸沿いを歩いて移動する。この先は車ではいることはできないからです。昆布漁の番屋の前の石畳の上を歩きながら、海の向こうの国後島を横目で見ながらもくもくと歩きます。なんともいえないひなびた雰囲気の中で雄大な知床の自然を体全体で感じながら進んでいきます。
ここに来たのは、民宿で一緒だった関西から来た中年2人組の釣り人に教えてもらった釣りを試しに来ました。この先にある小さな流れ込みのところに、フレッシュなカラフトマスがいて、それを釣ろうと考えてました。釣り方は、浮きの下に錘を付け、40センチほどのハリスの先にタコベイトと食紅で赤く染められた短冊切りされたイカを付けたし賭けを使い釣るというものです。
ポイントに到着した時には、かなり明るくなっていたため、期待したアタリはなく、結局、知床の大自然を満喫するだけの結果となりました。
朝の釣りが不発に終わり、午後は羅臼峠を越え斜里町に入り、斜里川を目指す。斜里町で何箇所か川を見るが結局、竿を出さずに、さらに上流へと車を走らせる。
清里町に入り、とりあえずわき道へとはいっていく。事前情報も何もない状態で、勘を頼りに進んでいく。途中意味もないところを行っては戻りを繰り返しながら、やっと見つけたポイントは、開いた水門があり、ここだけ唯一、人工物があり、比較的流れも複雑になっている。
このポイントでは、2時間ほどでオショロコマを二人で20匹以上釣り上げることが出来た。
魚の反応もうとてもよく、スレていないみたいで、こんなところまでくる釣り人もほとんどいないみたいです。
川の中の石を裏返せば、ひとつの石で大きな黒川虫が3匹は捕まえることが出来ます。それだけ川が豊かということで、本州の川とはやはり比較にはならないですね。
今回の北海道では、カラフトマス、オショロコマの目的とする2魚種を釣り上げることが出来ました。
標津町周辺には、当幌川、風連川などの、アメマス、イトウ、サクラマスなどを釣ることが出来る川があるため、次に行く機会があればこれらの魚をメインに狙ってみたいです。
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