釣行の軌跡マップ
2005年から2026年までの313回・781時間ぶんの GPSの記録から、実際に釣りをしていた区間だけを抜き出して重ねたものです。年ごとに表示を切り替えられます。
この地図が何を写しているか
釣り場の紹介でよく出てくるのは「◯◯橋の下」「△△の瀬」といった点の情報です。 ただ実際に川に立つと、知りたいのはその先にあります。どこから入って、どちらへ、どこまで釣り上がるのか。そこが分からないと、初めての川では立つ位置を決められません。
この地図は点ではなく線です。GPSが拾った実際の足取りなので、 川通しで釣り上がったのか、途中で道に上がって回り込んだのか、 どの区間を諦めたのかまで、そのまま残っています。同じ筋を何度も歩いているところは線が濃く重なります。それが結果的に「通うだけの価値がある区間」を示しています。
航空写真に切り替えると、瀬と淵の並びに軌跡が重なります。 鮎なら「どの瀬でオトリを入れ替えたか」、 渓流なら「どこで区間を切ったか」が読み取れると思います。
エリア別の内訳
| エリア | 主な川 | 回数 | 延べ時間 |
|---|---|---|---|
| 岐阜県郡上市 | 長良川・吉田川・和良川 | 72 | 186h |
| 富山県富山市 | 神通川 | 20 | 27h |
| 岐阜県下呂市 | 馬瀬川・飛騨川 | 20 | 96h |
| 岐阜県高山市 | 宮川・飛騨川の上流 | 17 | 37h |
| 三重県菰野町 | 鈴鹿の渓流 | 16 | 39h |
| 岐阜県飛騨市 | 高原川・宮川 | 12 | 49h |
| 福井県勝山市 | 九頭竜川・真名川 | 11 | 39h |
| 北海道訓子府町 | 常呂川水系 | 9 | 11h |
| 群馬県みなかみ町 | 利根川の上流 | 8 | 7h |
| 北海道北見市 | 常呂川 | 7 | 8h |
| 福井県永平寺町 | 九頭竜川の中流 | 7 | 37h |
| 愛知県西尾市 | 三河湾(潮干狩り) | 6 | 37h |
| その他 48市町村 | 斐伊川、仁淀川、荒城川、片品川、三河湾の船、若狭湾ほか | 108 | — |
川の名前を押すと、その川の釣り方をまとめた記事へ移ります。
どうやって作ったか
元は20年ぶんの移動記録です。カーナビ用のGPSに残っていた2005年以降のログと、 近年のスマートフォンの記録を合わせると、あわせて60万点を超えます。 そこには通勤も買い物も入っているので、次の順で釣りの部分だけを取り出しました。
- 時速7km以上で動いている区間を、車での移動として外す
- 残った滞在のうち、30分以上いて、その場に留まらず200m以上動いているものを候補にする
- 国土地理院の河川・水域データと照らして、軌跡の点の4割以上が水際(60m以内)にあるものだけを残す
- 通年で通っている場所は生活圏として外す
2で15分以下の立ち寄りが400件落ちます。コンビニやオトリ店はここで消えます。 3は「川に行ったが釣っていない」を外すための条件で、 街なかを歩いただけの記録がここで落ちました。
位置の精度はスマートフォンのGPSなりで、木の下や谷底では数十mずれることがあります。 区間の見当をつけるには足りますが、1本の筋を特定できるほどの精度ではありません。 自宅や職場の記録は「釣りではない」ため、この抽出には最初から入っていません。